自己紹介のページを作るのは、少し気が引ける。
自己紹介というのは、たいてい「こういう人間だと思ってほしい」という願望の一覧になるからだ。
それでも何も置かないのは不親切な気がしたので、事実だけ書いておく。
書いている人
30代。男性。名前はKuro.Ni。
黒い服ばかり着ていることと、記事の終わりに毎回ニーチェを置いていること。名前の由来はそれだけで、深い意味はない。
顔は出さない。住んでいる場所も書かない。
隠したいというより、書いたところでこの文章が面白くなるわけではない、というだけの話だ。
公開しているのは、これくらいでいい。
- 30代、男性
- 服の9割が黒。10割がルーズフィット
- 靴下だけ、なぜか派手な色を選ぶ
- 香水は毎日つける
- 哲学の本と、少し重いボールペンを持ち歩いている
あとひとつ、ENTPらしい。
これがよく当たっている。当たりすぎていて、少し困っている。
たとえば、こういうところだ。
「絶対に」と言われると、一度確かめたくなる。
疑っているわけではない。本当に絶対なのか、頭が勝手に検算を始めてしまう。
話を聞きながら、その反対側を組み立てている。
反論の準備ではない。両側を見ないと、自分がどう思っているのかがわからないからだ。
どうでもいい質問を、真顔でする。
なぜその色を選んだのか。なぜその店に決めたのか。相手はたいてい考えたことがない。僕はそれが知りたい。
思いついたことの9割は、実行しない。
考えたところで満足してしまう。これは自分でもどうかと思っている。
話しながら考えるので、途中で結論が変わる。
さっきと言っていたことが違う、とよく言われる。だいたい合っている。
ただ、これはあくまで僕の話だ。
四文字の記号で人間が決まるとは思っていない。他の誰かもそうだ、とも思っていない。
このブログについて
恋愛ブログでもファッションブログでもない。
一人の人間が、どうでもいいことを少しだけ深く考えているだけのブログだ。
服も、恋愛も、日々の細かいことも、全部そのための材料でしかない。
僕は「みんながそうしているから」という理由が、あまり得意ではない。
違う意見を聞いたとき、反論するより先に「なぜそう思うんだろう」が気になる。
責めているわけではなく、本当に知りたいだけなのだが、たまに誤解される。
そういう頭の動き方を、そのまま文章にしている。
四つの場所
考える — 価値観、人間観察、考えごと
恋愛 — 恋愛観、過去のこと、相談
装う — 服、靴、香水、美容室、持ち物
暮らす — 日記、週末、本、日々のこと
分けてはいるが、書いていることは結局どれも同じかもしれない。
「僕はこう考えた」ということだけだ。
読んでくれる人へ
このブログに答えは置いていない。
僕の考えが正しいとも思っていない。
ただ、読んだあとに一度だけ、
「この人はこう考えるのか。じゃあ自分は?」
と思ってもらえたら、それでいい。
最後に、ひとつ。
ニーチェは、道を尋ねてきた人たちにこう答えた。
これは僕の道だ。あなたの道はどこにある。唯一の道などというものは、存在しない。
──『ツァラトゥストラはこう言った』
このブログも、そういうものとして読んでもらえたらと思う。
正解ではなく、一つの歩き方として。